
熊坂延子

1.出身地 神奈川県海老名市 出身
2.最終学歴 女子美術短期大学造形科 卒業
3.主な職歴、画歴 大学卒業後、自動車メーカーの工業デザイン課に約5年勤務し、主に内装デ
ザインの仕事に携わる。1995年頃から本格的にウッドバーニングによる作
品制作を開始する。制作の傍らウッドバーニング教室の講師を務め、現在に
至る。
4.主な実績 2006年 日本ワイルドライフアートアート展グランプリ(山階鳥類研究所賞)
2007-2009年 2011-2017年 米国レイヨーキー・ウッドソン美術館主催
Birds in Art展入選
5.所属団体 日本ウッドバーニング協会会員
日本野鳥の会会員
北海道シマフクロウの会会員
アーティストステイトメンツ
1.ワイルドライフアートを始めたきっかけ、動機等
実家が農家で、東京に近いとはいえ田園地帯に育ったため、自然の中で家畜や多くの野生動物に親しみながら大きくなりました。初めからワイルドライフというカテゴリーで意識していたわけではありませんが、鳥や動物が好きで自然に絵のテーマとして描き始めました。
2.制作、あるいは表現に対するポリシー、哲学、もしくはコンセプト等
鳥、動物など対象の生き物の姿を、できる限りありのまま、自然のまま写実的に描いていきたいと思っています。対象が持つエネルギーや語りかける思いを描き出すことができたらと願っています。
3.使用画材(材料、材質)の紹介、表現技法についての考え、ポリシー等
専用のバーニング ツール(電熱ペン=日本製「マイペンα」 米国製「コルウッドCUB」)を使い、たいていの場合はシナベニアを焦がし、様々に表現しています。対象のイメージなどに合わせ、他の材質の板も使用します。技法的には焦がすことができれば、どんな素材も利用可能です。一般的には英語のウッドバーニング(Woodburning)と呼んでいますが、米国では皮革など幅広い素材を使うことから、Pyrographyという言葉が使われることが多いようです。
4.ワイルドライフアートの未来と今後の制作についての考え(夢、抱負など)
自分の作品やArtwings Workshopのメンバーの皆さんの作品を多くの方々に見ていただくことで、野生の生き物の美しさや魅力を大勢の人に知ってほしいと思います。個人的には絶滅危惧種なども表現していきたいと思っていますが、自然の中だけでなく、身近に観察できる動物、都会のビルの谷間でたくましく生きる鳥なども描いていきたいと考えています。
5.好きな作家 影響を受けた作家
好きなアーティストはたくさんいますが、特別影響を受けたアーティストはいません