
内藤貞夫

1.出身地 東京都出身
2.最終学歴 東京デザイナー学院 卒業
3.主な職歴、画歴 雑誌「ニュートン」(教育社)のカレンダー「日本の自然シリーズ」、ユナ
イテッド航空「アメリカの自然シリーズ」、JR東海、サントリーなどのイ ラストレーションを制作。ほかに絵本、児童書、教科書などへの寄稿多数。
4.主な実績 1992年 講談社「年鑑日本のイラストレーション」での作家賞受賞
1993年 Birds in Art (Leigh Yawkey Woodson Art Museum/米国)入選
1994年 版画にてアートコレクションハウス大賞展大賞受賞
1999年 Birds in Art入選
2001年 第1回ジャパンバードフェスティバル ワイルドライフアート展に
て「山階鳥類研究所所長賞」受賞
2009年 Birds in Art入選
2015年 SAA(Society of Animal Artists/米国)にてメリットアワード受賞
5.所属団体等 東京イラストレーターズソサエティ(TIS)会員
日本ワイルドライフアート協会(JAWLAS)会員
Society of Animal Artists (SAA)会員
アーティストステイトメンツ
1.ワイルドライフアートを始めたきっかけ、動機等
フレーベル館の科学絵本「自然」を描き出したころから(1986年頃)、生物に興味が出てきたと思います。
2.制作、あるいは表現に対するポリシー、哲学、もしくはコンセプト等
日本人の持つ感性を大事にしていきたいと考えています。リアリズムの中にホッとするような「抜け」の感じや余白の使い方、その中の緊張感など、これからも学んでいきたいと思っています。
3.使用画材(材料、材質)の紹介、表現技法についての考え、ポリシー等
基本的にミクストメディア。使用する画材については特にこれだというような意識はありません。
4.ワイルドライフアートの未来と今後の制作についての考え(夢、抱負など)
従来のアナログの表現からデジタルアートや3Dなど、アートの世界もめまぐるしく変わっていくでしょう。しかしアートの表現がどれだけ変わろうと、作り手の素晴らしい感性とヒューマニティの心がなければ人の心を打つ作品は出来ないと思っています。
ワイルドライフアートの作家たちは、生き物への深い愛情と自然への思いやりがすべてのような気がします。
また社会的なメッセージ性を備えた作品は、自然の尊さを訴えると同時に野生の命の美しさをも伝えていけるでしょう。ワイルドライフアートが素晴らしい芸術だと思ってもらえると強く信じています。
5.好きな作家 影響を受けた作家
Lars Jonsson(ワイルドライフアーティスト)、ボブ・ピーク、ユリー・シュルヴィッツ、伊藤若冲など